ナナハンライダー V7 's diary

motoguzzi V7 Classicに乗る(初心者に近い)リターンライダーです。

手術当日(骨折+3日目 入院)

2009年9月7日(月)

病院から連絡があり、材料が揃ったので手術可能とのこと。
入院の用意をして、病院へ。平日とは言え、待合室はいっぱいだ。自分の親より上の人ばかりが異様な感じ。

手術の予定は13時からだ。こうなるともう、まな板の上の鯉ですな。
まずは血液検査と心電図、そして先生から手術の同意書の説明があった。骨さえ形成されれば、軽い運動は2、3ヵ月でOKと聞き、少し安心する。固定プレートは入ったままでもいいらしい。

部屋に通され待機となる。203号室、3人部屋で一人先客がいらっしゃるようだ。

点滴確保のため、ポタコールR輸液が点滴される。しながら、血圧測定と胸毛を剃られた。脇毛は剃らなくてもいいらしい。胸毛がなくなり、へんな気分だ。右腕に筋肉注射を2本する。イテテ・・・・

点滴をしているので、トイレは溲瓶ですることに。こんなん生まれて初めてだ。どうしても深層心理でトイレでないとダメという意識があり、なかなか出ない。奥さんに「男の人はいいね~」と感心されながら、用を足す。
ネットで「全身麻酔は○ンコも垂れ流しという恐ろしい状況になるので、手術前に浣腸する」とあったので聞いてみると、朝出ているならいいとのこと。残り出たらどーしようと思いつつ、点滴を持って車椅子に乗って、手術室に移動する。考えてみれば、車椅子に乗るのも初めてだ。

手術室に入って、上着を脱ぐ。ネットで「ふんどしに着替える」と書いてあったので、どうかなと思ったが下はパジャマのままだ。再び○ンコ垂れ流しの恐怖を感じつつ、横になる。

ここで、金曜に装着して以来のクラビクルバンドを外す。・・・と、なんと一気に腕の重さが肩にきて、ずーんと肩が痛くなってきたではないか!こりゃ、効き目あったんだ~と感心してしまった。
どなたかのHPに、「シャワーを浴びようとして勝手に、バンドを外したら激痛で失神した」と書かれていたことを思い出す。いや、付けといて良かったです。

胸に心電図の電極と人差し指にバルスの電極をはめる。テレビや映画で良く見る「ピッピッピッ」という音と、モニターにグラフが出て、いやでも気分が盛り上がる。

そばでは先生と看護師さんが慌ただしく動いている。
ベッドの配置が逆さまだったらしく、頭の位置を逆さまに回転する。併せて心電図やらの機械も一緒に移動させたので、バタバタで昔のドリフの手術コントみたいだった。

全身麻酔は点滴ではないようだ。落ち着いて手術室を見ると、そこらの自動車整備工場にあるようなペンチみたいのや数々の拷問、いや、手術道具がステンレス?、チタン?の鈍い色に輝いている。
「いやああああ・・あれでギコギコ、ゴリゴリ、ギュイ~ンってやられるのかぁぁ」と期待は高まる。
たとえが古いが、仮面ライダーの本郷猛がショッカーに改造されるのを思い出した。いや、今ならX-MENウルヴァリンみたいに、超金属アダマンチウムを全身骨格コーティングして欲しい・・・などど考えていた。不思議とこうなると開き直るのか、怖さは全くなく、妙に落ち着いた自分がいた。

準備が完了したのか、ボンベが近づいてきて、酸素(麻酔)マスクをあてられ、「はい楽に呼吸してください」と言われる。「何か臭いはするのかな?麻酔をできるだけ我慢してやろうかな」などと考えていると、先生の「12CC!」を聞いた途端、ストンと意識がなくなった。

麻酔ガスの威力はすごい! イチコロ、即死です。(←死んでねーよ)
全身麻酔の医療事故もあったと思うが、確かにこりゃ怖いです。あんなに効くとは。


「○○さーん、○○さーん」
の呼びかけで夢の中から、現実へ。

よくテレビや映画であるシーンそのままという感じだった。ボヤけていた視界と頭の中がだんだんはっきりしてきて、病室と覗き込んでいる看護士さんと奥さんの顔が見えてきた。手術前の先生の説明で、「器官に挿管しているので、ビックリしないでくださいねー大抵慌ててしまいますけど」、と聞いていたのを思い出した。もう外した後らしく、喉が痛い。鼻には酸素吸入のパイプがついていた。

それから思い出したのが、例の○ンコ垂れ流しだったが、パジャマはそのまんまで汚れていなかった。あぁ安心。
ターミネータになったつもりで、システム起動時のチェックをカタカタカタ・・・・とイメージして、身体チェックする。手足は指先まで動くし、感覚もある。記憶も麻酔のところまで、覚えているし、なんせ最愛の奥さんの顔も覚えているぞ。

BOOT SYSTEM CHECK OK・・・・(って見えるわけではないケド)
体の起動チェックは完了、映画ならここで未知なるパワーが覚醒!というところなんだが。

右肩の方は、なんか焼けた石か炭を肩に埋め込まれたようなジンジンする痛みと切開して縫合した引きつった痛みがミックスされて、とにかく痛い切ったキズが追加された分、手術前より痛いぞ!という感じだ。
それと寒いというか、体がガタガタガタと震えてきた。どなたかのHPに「全身麻酔が覚めたら、体が発熱するために? 震えが来た」と書いておられたが、それがこれか?!歯がガタガタガタと音がするくらい、震える。奥さんが心配そうだ。しばらくすると治ったが、知らなかったら、びっくりするな、これは。

16時前だったようなので、時間は2時間半から3時間くらい経っていたのかな。
奥さんは先生から説明を聞いたようで、鎖骨に固定プレートを取りつけたレントゲン写真も見せてもらい、「きれいにつきました、順調ですよ」、ということ。とにかく無事終わったから、ヨシとしよう。みなさまに感謝です。

ううむ、こうして入院というのは考えてみれば、20年くらい前の十二指腸潰瘍入院以来だなぁ・・・
抗生物質かな、点滴をする。体が重い。でも、腹減ったなと思ってたら、夕食が運ばれてきた。昨夜から飲まず食わずだったので、ほぼ完食してしまった。と言っても奥さんにほとんど食べさせてもらってだけど。20時半頃までいてくれた。感謝です。

飲み薬としては、朝がオメプラゾン錠剤、毎食後がロキソニン錠剤とダーゼン錠剤だ。病院の夜は早い。テレビも見る気がしないので、寝るしかない。体内チャクラを肩に集中して早く治すしかない!と自分に言い聞かせ、寝る。
痛いのは痛いので、ぐっすり眠れる訳もないが、少しでも楽な姿勢を探してゴロゴロする~…んだが右半身(右肩)に力を入れずにやるのが、こりゃ難しいぞ。

恐らく、朝方だと思うが、看護師さんが巡回に来られたとき、気配と薄目で見えた人影に気づき、不意に背後に回られたゴルゴ13のように、反射的に飛び起きてしまった。普通には痛くて今は起きることができないのに、起きられるものだと我ながら感心。肩の痛みと少し熱もあるようので、座薬を入れてもらい、アイスノンを出してもらう。ありがとうございます。
おまけに大嫌いな蚊まで出てきて最悪。右足首を刺されて痒かったのだが、かくこともできず、蚊取りをつけてもらう。ヤレヤレだ。看護師さん、ビックリさせてスミマセンでした。それと感謝。