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ナナハンライダー V7 's diary

motoguzzi V7 Classicに乗る(初心者に近い)リターンライダーです。

素掘りトンネル 羽山渓~吹屋ツー

さてゴールデンウィークですね。
最近ロング出ていないので会社と家族にお休みをいただきました。(^_^;)

ありがとうございます!

前から行こうと思っていた素掘りトンネルの岡山県の羽山渓へ行くことにしました。

Google mapで約160km、当然高速でワープではなく、下道です。(好き者)

気温が20度以上あるからと少し油断していました。走り出して山方面に行くと結構寒い!! グローブが風を通すのでグリップヒーター起動!! ここでウインドブレーカー着ました。芝桜と田んぼがきれいです。

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 2号線経由がまともであるが、ナビが2号線を早々に回避したルートを示したので、渋滞回避かと思い、そのまま従うことにしました。

ツーリングマップルでルートを考えていたときも広島と岡山県境をいかに超えるかが悩ましかった。直線的に行こうとすると、どうも狭路の山越えになりそうだったからです。

東広島から福富ダムを経由して世羅のフワラーロードを走ったあたりでは良かったのだが、曲がるタイミングを間違えたのか、リルートした結果、県道420号を指示。こ、これは・・なんか嫌な予感がする・・・険道・・でわ?

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 ナビの車種設定を二輪車にしているからだからではないだろうが、おそよ車では離合不可能なルートでした。(まぁいつものことですが)

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「ガードレールがない、ここで谷側に落ちたら誰も気がつかないだろうなぁ・・」という道ばかり。。

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そこから県境超えは恐らく県道27号線~9号線~106号線~299号線で、県境超え、妙高山をかすって行ったと思うのですが、さすがに標高500m超えで、よくここに家があるなぁって感じです。

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山の稜線がつながってます~まぁうちの実家も似たようなものだけど・・・

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途中にはこんな鯉のぼりも(^o^)

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なんか国道2号線で大きいルートを行ったほうが早かったのでは・・と思いつつ、やっと国道313号線に合流、県道300号線で羽山渓へ!

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なんだかんだで4時間かかった! 到着しました!
いいですねー上からのハシゴ?は工事中に使っていたのでしょうか。

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羽山(はやま)第1・第2トンネルは、大正8年から約2年をかけて、岩盤を切り抜く隧道が掘削されたそうです。中はこんな感じで素掘り感あふれています。素敵デス

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抜けてこっち側、こちらが来たかったトンネルです!! 

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写真撮影の先客がおりますが、車と比べてみてください

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上からの岩が圧巻です 押しつぶされそうな迫力があります

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カウンタックでなくても全高2.5mまでならOKです(^o^)

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これが普通に県道300号、軽トラが走る生活道です

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実はロッククライミングの人がたくさん来るらしい、好きだなぁ

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藤岡弘も来て探検したというトンネル横の鍾乳洞・・

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怖くてこれ以上入れません

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紅葉の頃はまたきれいなんでしょうねー

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あーおもしろかった、感動しました。

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さて、次は吹屋町ふるさと村を目指します。

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その前にルート上にある広兼邸へ

享和、文化の頃(1800年ごろ)小泉銅山とローハ(硫酸鉄)の製造を営み、巨大な富を築いた大野呂の庄屋・広兼氏の邸宅とのこと。

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同家2代元治が享和、文化の頃小泉銅山とローハ(ベンガラの原料)製造を営み巨大な富を築き、規模、構造とも雄大な城郭を思わせる構えで今もそのままに当時の富豪を偲ばせている。

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映画「八つ墓村」のロケが昭和52年と平成8年の二度にわたりおこなわれ、全国に放映された。・・そうだった! 岡山県民の自分には馴染み深い八つ墓村。。祟りじゃ~

しかし、ここも圧巻です。とても個人の家とは思えない

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石垣なんか、まさに城郭です

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入館料は300円、他の所とセットになった周遊券もあるでよ

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立派なお屋敷でした

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こうやってお城の殿様気分で眺めていたのでしょうか

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主人の部屋です

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土蔵です ここもベンガラ色ですね

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こんな落書きをする人は地獄に落ちてください 祟るぞ~

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土蔵の中の展示物です。

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着物やら

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お膳やら

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花火筒、消火ポンプ

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あら、懐かしい感のある囲炉裏と台所

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天井が高く煤けているのがいいですね

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番人小屋、下男下女部屋とかいろいろあるんです

お、このかまどはもしや?

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やっぱり、いや、懐かしい五右衛門風呂でした
小さい頃、親戚の家はこれでいつも怖がって入っていたのを思い出しました。

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広兼邸を後にして、ふるさと村への途中に笹畝坑道があります

黄銅鉱、磁硫鉄鉱(硫化鉄鉱)が産出されていました

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いかにも! の感じの坑道ですねー

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このヘルメットをかぶって入るようです。閉所恐怖症の自分には勇気がいりますが、もう13時を過ぎててあまりにお腹が減っていたので入るのは次回にしました(^_^;)

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んで、吹屋ふるさと村へ到着しました。今まで行った町並み保存地区は大体白壁の町並みが多いですが、ここはこのベンガラ色が特徴です。ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ、語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。

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以下、説明より~江戸時代中期頃より、幕領地として吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展した。幕末頃から明治時代にかけては、銅鉱とともに硫化鉄鉱石を酸化・還元させて人造的に製造したベンガラ(酸化第二鉄)における日本唯一の巨大産地として繁栄を極めたそうです。

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赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み、この町並みこそ、江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産、とのこと。

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ベンガラは銅防虫防腐に防錆効果もあるために、こうして建物にも使用されているのだそうです。

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ベンガラのその赤い色は日本古来のあらゆる物に使用されてきた。
磁器の絵付けや漆器、寺社仏閣の赤い色はすべてベンガラを使用している。

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また高松塚古墳の壁画に描かれた赤い色もベンガラからできている。ベンガラの赤色は色あせることがないので、高松塚古墳の壁画は現在も我々に当時の色彩を見せてくれているのである。様々な用途に使用されてきたベンガラの日本で唯一の生産地がこの吹屋であった、ということです。

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中国山地の山奥、標高500mにもなるこの秘境のような場所は、かつてベンガラの生産を独占して、かなりの栄華を誇っていた、さっきの広兼邸もそうですね。

ラスコーやアルタミラの洞窟壁画にもみられ旧石器時代から使われた最古の顔料であり古代色です。経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で昨今では無害であることから天然素材として見直され繊維製品への染色、オーガニック製品にも使用されるようになりました。

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豪商が財にあかせて建てた豪邸は、全国各地に見ることができます。しかし、吹屋の特異な点は、個々の屋敷が豪華さを纏うのではなく、旦那衆が相談の上で石州(今の島根県)から宮大工の棟梁たちを招いて、町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたという当時としては驚くべき先進的な思想にある・・・・そうです。すごいですね。

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300mくらいしかない小じんまりとした町並みですが、きれいでした

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郵便局にはピッタリの色ですね(^o^)

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通行可能なのであちこち駐輪して写真を撮ろうかと思いましたが、他の歩いている観光客の皆さんもいたので自粛デス。端っこの方で押して行って撮りました。

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昼は田舎そばの藤森食堂 ↓ で食べようと思っていました

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が、間違えて違う店へ行ってしまった(腹減りすぎ)

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でも田舎そばで「ざるもしてあげるけど太くて短いので食べにくいかもよー」ということでしたが、美味しかったデス

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サインもおいてありますね、藤森食堂ほど観光地化されてないのかも

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日本最古の木造小学校・吹屋小学校へ行こうとしたのですが、残念ながら保存工事中で見ることができませんでした

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帰路はどうしようかと悩みましたが、往路のルートはコリゴリ(^_^;)、2号線ルートは渋滞の時間になるかと思い、新見に上がって中国縦貫自動車道沿いに東城~庄原~三次~三良坂~向原の下道ルートで。

快走路で混むこともなく、でしたが、やはり帰りも4時間かかりました。

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走行距離は330キロ、愛機は快調、人間が歳のせいか疲れ気味、でも美しい新緑をいやというほど見ることができました。(^o^)

梅雨と猛暑の前のベストシーズンですね! またどっか行きたい~

 

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